wordpressで自分のサイト(ブログ)を作る方法。【初心者向け】

wordpressに憧れる外国人「wordpressで自分のブログを運営したいんだけど、どうやって作るのかな?難しいことは、わからないから、素人の私でも作れるとウレシイです!」
作りましょう。簡単に!
結論から言うと、
↓
「ローカルにwordpressをインストール」
↓
「サーバー側にwordpressのデータベースを設定」
↓
「サーバーにwordpressファイルをアップロード」
↓
「完成!」
以上がサイト制作の流れです。
もくじ
1.wordpressでサイト(ブログ)を作ることをオススメする理由
SEOを踏まえてきちんとアクセスを伸ばしたい人にはwordpressをオススメします。
またこれらのブログは独自ドメイン(自分で作るサイトのURL)でないので、Googleの審査対象から外れます。
それは、SEO対策から外れることを意味しているのです。
ブログに限らず、ECサイトやメディアサイトなどもあるので、多くの企業でwordpressが採用されています。
僕も、過去は自分でサイトを設計して、作ってましたが、SEO的に構造を作り上げるのはハードですし、運用や更新も大変でした。
wordpressの方が、楽ですし、web制作の仕事として企業に提案するにはwordpressの方が好都合になります。
しかし、最初から設定済みであるテンプレートの活用や、カスタマイズしやすいメニュー設計は初心者に優しいと思います。
正攻法でアクセスを伸ばしたい人は、wordpressを使うべきです。
2.Wordpressで自分のサイト(ブログ)を作る9つの手順
- 1.ドメイン取得
- 2.サーバー契約
- 3.ドメインをサーバーに紐付け
- 4.MySQLデータベース設定(エックスサーバー)
- 5.MAMP、wordpress設定(ローカル)
- 6.データベース(ローカル)をエクスポート
- 7.sql、wp-config.phpの書き換え
- 8.データベース(ローカル)をインポート
- 9.FileZillaでwordpressファイル(ローカル)をサーバにアップロード
1.ドメイン取得
最初に、サイトの住所になる自分のURL(ドメイン)を取得します。
ムームードメインが安く、設定が簡単なので、オススメです。
①ムームードメインにアクセスする
ムームードメイン
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②「欲しいドメイン」に希望のドメインを入力し、検索する
↓
③ドメイン末尾(.com,.jpなど)を選ぶ
人気カテゴリーの中のどれかを選んでおけば、大丈夫だと思います。
.comや.jpが一番ベーシックです。
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④新規登録する
↓
⑤お申し込みする
お支払い以外は特にいじらなくていいと思います。
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⑥取得する
2.サーバー契約
サーバーはサイトの土台です。
エックスサーバーがオススメなので、契約しましょう。
①申し込みをする
「まずはお試し10日間無料」をクリックして下さい。
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②新規登録する
プランはX10で良いと思います。
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③申し込み完了メールを確認する
メールに「会員ID」と「パスワード」があるので、インフォパネルにログインするために確認しときます。
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④インフォパネルにログインする
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⑤料金を支払う
左サイドバー「料金のお支払い」を選択し、料金を支払います。
更新期間は12ヶ月で良いと思います。
↓
⑥契約完了
3.ドメインをサーバーに紐付け
①エックスサーバーにアクセス
↓
②サーバーパネルにログインする
↓
③「ドメイン設定」をクリック
↓
④「ドメイン追加設定」タブを選択し、先ほど取得したドメインを入力、追加する
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⑤サーバーパネル画面に戻り、アカウント「サーバー情報」をクリック
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⑥ネームサーバーが表示されるので、ネームサーバー1~5までメモする
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⑦ムームードメインにアクセス
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⑧コントロールパネルにログイン
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⑨ドメイン一覧から先ほど取得したドメインを選択する
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⑩「ネームサーバー設定変更」をクリック
↓
⑪「GMOペパボ以外のネームサーバーを使用する」を選択し、ネームサーバー1〜5の欄に先ほど、エックスサーバーでメモしたネームサーバー1~5を入力する
↓
⑫紐付け完了
4.MySQLデータベース設定
①エックスサーバーにアクセス
↓
②サーバーパネルにログイン
↓
③データーベース「MySQL設定」をクリック
↓
④「MySQL追加」タブを選択し、データベース名を入力して追加する
↓
⑤「MySQLユーザ追加」タブをクリックし、ユーザIDとパスワードを入力して、追加する
↓
⑥新しく作ったデーターベースと新規ユーザーを結びつける
「MySQL一覧」タブから、「アクセス権未所有ユーザ」を選択し、先ほど作った自分のユーザーを選び、追加します。
「アクセス権所有ユーザ」に追加したユーザーがあれば、OKです。
5.MAMP、wordpress設定(ローカル)
MAMPは自分のパソコン(ローカル)でも使える無料のサーバーです。
オンラインに公開はできないので、テスト用に使います。
①MAMPをインストールする
アクセスしたら、「Free Download」からダウンロード、インストールして下さい。
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②MAMPの初期設定(データベース作成)
インストールができたら、MAMPのファルダがあると思います。
その中に、「MAMP」のアプリケーションがあるので、実行して下さい。
(「MAMP PRO」は関係ないです。)
開いたら、「Start Servers」をクリックして、サーバーを起動します。
次に、「Open WebStart page」をクリックします。
MAMPのWebページが開くので、「TOOLS」タブから「PHPMYADMIN」を選択してください。
phpMyAdminの画面が表示されます。
「Databases」タブを選択し、「Database name」を入力して「Create」でデータベースを作成して下さい。
↓
③Wordpressをインストール
WordPressにアクセスします。
「WordPressを入手」をクリックし、ダウンロードして下さい。
ダウンロードが終わったら、zipファイルを解凍してWordpressフォルダを移動します。
フォルダ「MAMP」の中にあるフォルダ「htdocs」の中にWordpressフォルダをコピペして下さい。
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④MAMPでの設定(Wordpress)
MAMPを起動し、「Open WedStart page」をクリックして、Webページを開きます。
「MY WEBSITE」をクリックして下さい。
「wordpress/」をクリックします。
WordPressの画面が表示されたら、「さあ、始めましょう!」でアクセスして下さい。
データベース情報を入力します。
ユーザー名:root(デフォルト値)
パスワード:root(デフォルト値)
データベースのホスト名:localhost
テーブル接頭辞:任意の文字
入力できたら、「送信」、「インストール実行」をクリックして下さい。
サイト名やユーザー名、パスワードなどを入力して、完了です。
6.データベース(ローカル)をエクスポート
①MAMPを起動する
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②「Start Server」でWebページを開く
↓
③「TOOLS」タブから「PHPMYADMIN」を選択
左上の家マークから、言語設定(日本語に変える)ができます。
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④先ほど、作ったデータベースに選択し、Wordpressのデータが入っていることを確認
↓
⑤「エクスポート」タブを選択し、「エクスポート方法」で「詳細」を選ぶ
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⑥テーブルでファイルが全選択されているかを確認
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⑦「出力」で「出力をファイルに保存する」を選び、一番下の「実行」をクリック
「出力」以外は特にそのままで良いです。
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⑧sqlファイルがダウンロードされる
7.sql、wp-config.phpの書き換え
①取得したsqlファイルをテキストエディタで開く
僕は、テキストエディタは「Atom」を使っています。
Atom
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②ローカルでwordpressを開いたときの、URLを書き換える
Atomでそのsqlファイルを開いたら、ローカルでwordpressを開いたときのURLを探します。
おそらく、「http://localhost」で検索すれば、ヒットするでしょう。
検索方法、書き換え:
本文から「http://localhost」が入ったURLを選択し、「ctrl+D」で同じURLを全て選択します。
全て選択したら、ムームードメインで取得した自分のドメイン(URL)を貼り付けます。
URL末部の最後のスラッシュ(/)はいらないです。
↓
③wp-config.phpを書き換える
MAMPフォルダの中にあるwordpressフォルダをデスクトップでもいいので、コピペします。
wordpressフォルダの中にwp-config.phpファイルがあるので、Atomで開きます。
下記のdefineのデータベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名を自分の情報に書き換えます。
(「エックスサーバー」→「サーバーパネル」→「MySQL設定」の画面から、データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名は確認できます。)
define( ‘DB_NAME’, ‘sample‘ );
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define( ‘DB_USER’, ‘sample_user‘ );
/** MySQL データベースのパスワード */
define( ‘DB_PASSWORD’, ‘sample_pw‘ );
/** MySQL のホスト名 */
define( ‘DB_HOST’, ‘xxxxx.xserver.jp‘ );
8.データベース(ローカル)をインポート
①「エックスサーバー」→「サーバーパネル」→「データーベース」→「phpmyadmin(MySQL)」にアクセス
↓
②phpmyadminにログイン(ユーザー名とパスワード:「MySQL設定」で作成したユーザー名、パスワード)
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③自分で作成したデータベースを選択
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④インポートをクリック
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⑤アップロードファイルの「ファイルを選択」をクリックして、MAMPでエクスポートしたsqlファイルをアップロードし、実行
↓
⑥インポートが正常に終了しました
9.FileZillaでwordpressファイル(ローカル)をサーバにアップロード
①FileZillaのインストール
FTPソフトのFileZillaを使います。
②FileZillaの設定
上記メニュー「ファイル」→「サイトマネージャー」を選択
「新しいサイト」をクリック
下記設定に以下を入力して下さい。
プロトコル 「FTP-ファイル転送プロトコル」を選ぶ
暗号化 「明示的なFTP over TLSが必要」を選ぶ
ログオンの種類 「通常」を選ぶ
ユーザ →エックスサーバーのメール確認
パスワード →エックスサーバーのメール確認
エックスサーバーから登録完了時に送られてきたメールに以下記載があると思います。
FTPユーザー : sample_name →ユーザ
FTPパスワード : sample_pw →パスワード
入力ができたら、「接続」をクリックします。
これで、サーバーへの接続は完了です。
↓
③サーバーへファイルをアップロードする
サーバーへの接続が完了すると、左(パソコン/ローカル)と右(サーバー)にディレクトリ(ファイルの階層)が表示されます。
サーバー側に取得したドメインのフォルダがあると思います。
その中に「public html」フォルダがあるので、そのフォルダの中に「wordpress」フォルダをアップロードして下さい。(書き換え済みのwp-config.phpファイルも必ずそのフォルダにあることを確認して下さい)
右(サーバー)側の「public html」フォルダをダブルクリックで開いた状態にする(「public html」フォルダに移動する)
左(パソコン/ローカル)側にある「wordpress」フォルダを「control+クリック」して「アップロード」を選択
これで、「public html」フォルダ内に「wordpress」フォルダがアップロードされます。
↓
④wordpressへアクセス
「http://自分が取得したドメイン/wp-admin」でログイン画面にアクセスします。
ログインできたら、管理画面の一番下「設定→一般」でサイト名とURLを設定しましょう。
まとめ:初心者でも、きちんとした手順を踏めばすぐにサイトはできます

実際、サイトを作るのはそんなに大変ではありません。
大抵の人は、ググる力があるので、できると思います。
SEOはサイトを作ってからが本番なので、ここは通過点としてささっと作ってしまいましょう。