内部対策でSEOに適したサイト構造を作ろう!【アクセス増加の仕組み】

SEO対策が完璧のサイトを作りたい外国人「ブログを書いてるんだけど、アクセスが伸びないな。良い記事書いてるのになんで?何か原因があるの?」
もしかして、内部対策はしましたか?
内部対策をしていないと、たとえ良い記事を書いても読者は離れていってしまいます。
そこで、今回は内部対策について必須14項目を解説しましょう。
もくじ
1.SEO対策になぜ内部対策は必要か?
ユーザーに好印象を与えるサイトはやはり見やすいサイトです。
これは、内部対策で実現できます。
googleのサイト調査にも効果を示します。
エラーページやリンク切れがないものや、見出しの正しい配置、いまどのページを閲覧しているかを示すパンくずリストの設置などを指します。
難しそうなイメージですが、簡単です。
ググれば、初心者でわかる情報が沢山あるので、探してみてください。
内部対策をしたサイトとしていないサイトでは、やはりアクセス数がかなり変わってくるのは事実です。
2.SEO内部対策の必須14項目を解説
内部対策を正しく行うために、必須の14項目を挙げました。
内部対策14項目
- (1) HTMLタグは正しく使う・配置する
- (2) 同じようなページを作らない
- (3) ページ読み込みは高速にする
- (4) パンくずリストを入れる
- (5) タイトルにh1タグを使う
- (6) URLの正規化
- (7) ページネーションを数字にする
- (8) Googleにサイトマップを送る
- (9) h1タグのタイトルには必ずキーワードを入れる
- (10) 全ページへ『2クリック以内』でアクセスできるようにする
- (11) Googleに見て欲しくないページはrobots.txtで指定する
- (12) リンクが切れていないか確認する
- (13) 見出しタグのh2やh3を正しく順番通りに配置しよう
- (14) ナビメニューは画像でなくテキストで設定する
(1) HTMLタグは正しく使う・配置する
パーツ別、適切な配置
<nav> → メニュー
<article>、<section> → 記事部分
<aside> → サイドメニュー
<footer> → ページの一番下
上記のように正しく配置した方がSEO的に良いです。
HTMLやCSSに自信がない人は初心者向けのオンライン学習サイト「ドットインストール」や 「Progate」を活用しましょう。
ドットインストール
HTML, CSS, JavaScript, PHP, Rubyをはじめ、iPhoneやAndroidアプリの作り方も学べます。豊富な3分動画を見ることで、はじめての人でも無理なくスキルを身につけていくことができるプログラミング学習サービスです。
Progate(プロゲート) | Learn to code, learn to be creative.
Progateはオンラインでプログラミングを学べるサービスです。プログラミングを学んでWEBアプリケーションを作ろう。
(2) 同じようなページを作らない
記事が多くなってくると、似たような記事を書いてしまいます。
Googleサーチコンソールで確認しましょう。
Google Search Console
Improve your performance on Google Search Search Console tools and reports help you measure your site’s Search traffic and performance, fix issues,
(3) ページ読み込みは高速にする
ページ読み込みに時間がかかると訪問者が離脱します。
Googleページスピードインサイトでチェックしましょう。
PageSpeed Insights
Have specific, answerable questions about using PageSpeed Insights? Ask your question on Stack Overflow. For general feedback and discussion, start a thread in our mailing list.
70点以上であれば大丈夫だと思います。
*追記
プラグイン「EWWW Image Optimizer」をインストールしましょう。
Googleのページスピードインサイトでチェックすると、改善点で、「次世代フォーマットでの画像の配信」が挙げられます。
これは、JPEG 2000、JPEG XR、WebP などの次世代画像フォーマットは、PNGやJPEGより圧縮性能が高く、ダウンロード時間やデータ使用量を抑えることができることを指します。
プラグイン「EWWW Image Optimizer」の使い方は以下に詳しく記載されているので、実践してみて下さい。
EWWW Image OptimizerでWebPを利用してWordPressを高速化
WordPressを高速化する方法はいくつもありますが、ネックになるのはだいたい 画像ファイル です。 画像を圧縮したりリサイズしたりと軽くする方法は様々ですが、今回はWordPressの画像を次世代フォーマットに対応させる方法を紹介します。 PageSpeed Insights で測定すると改善できる項目には 「 次世代フォーマットでの画像の配信 」が大体1位になると思います。
(4) パンくずリストを入れる
パンくずリストとは、サイト内で今自分がどこのページにいるか把握するガイドです。
「 ホーム > カテゴリー > 書籍 > 漫画 」 みたいなものを指します。
例えば、WordPressのテーマ「STINGER8」にはデフォルトで設定されているので、特に気にする必要はありません。
(5) タイトルにh1タグを使う
トップページでは、h1タグにサイト名を入れます。
記事ページの場合は、記事のタイトルを入れてください。
WordPressの場合、参考になるコードがあるので、使ってみましょう。
<!-- トップページのh1のコーディング例 --> <?php if (is_front_page()) { echo "<h1>"; } else { echo "<p>"; } ?> ここにサイトタイトル <?php if (is_front_page()) { echo "</h1>"; } else { echo "</p>"; } ?>
(6) URLの正規化
URLの正規化とは、index.htmlの有無やwwwの有無などで、同じページであるにかかわらず、urlが違う現象をなくすために、urlを統一することを指します。
対処法として、example.com/index.htmlなどにアクセスしたら、example.comにリダイレクトされるようにしましょう。
wwwの有無は、無しで大丈夫です。
末尾の「/」有無も無しで大丈夫です。
http://とhttps://は、https://にしましょう。
方法は以下です。index.htmlと同階層に「.htaccess」というファイルを作成してください。
そのファイルに以下を記載してください。
(sample.comの箇所はご自身のURLを入れてください)
# wwwなしでURLを統一 RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.sample\.com$ RewriteRule ^(.*)$ https://sample.com/$1 [R=301,L] # https://に統一 RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] # URLをindex.htmlなしに統一 RewriteEngine on RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.(html|php) RewriteRule ^(.*)index.(html|php)$ https://%{HTTP_HOST}/$1 [R=301,L]
(7) ページネーションを数字にする
グーグルにとってそちらの方がわかりやすいので、そちらにしてください。
(8) Googleにサイトマップを送る
サイトマップとは、その名の通り、サイトの地図です。
以下、二つのサイトマップがあります。
検索エンジンにサイト内のコンテンツを通知するマップ
HTMLサイトマップ↓
ユーザーがサイト内のコンテンツを見つけやすくするためのマップ
XMLサイトマップについて
プラグイン「Google XML Sitemaps」を使ってXMLサイトマップを自動作成できます。
送信方法は、Google Search Consoleを使います。
Google Search Console にはGoogleアカウントがあればログインができるのでログインをしたら、以下の手順で送信ができます。
- 1 メニュー欄からサイトマップをクリック
- 2 新しいサイトマップの追加に「sitemap.xml」と入力
- 3 送信をクリック
- 4 送信されたサイトマップに「成功しました」と出たら完了。
わからない場合は、こちらを参照ください。
【WordPress】サイトマップ作成からSearch Console登録までの全手順
ブログを始めるときには、サイトマップを作成しましょう。 サイトマップとは? WordPressならプラグインで作成 Google XML Sitemapsの使い方 Search Consoleへサイトマップを登録 サイトマップとはざっくりと言うとサイト内のリンクをまとめたもののことです。 ↓サイトマップは、大きく2種類に分けることができます。 …
HTMLサイトマップについて
「PS Auto Sitemap」というプラグインを使用して自動で作成できます。
詳しいことは、このサイトに書いてあるので、余裕があったら読んでみてください。
【最新】PS Auto Sitemapの設定方法と使い方を解説
wordpress プラグイン コンテンツの数が増えてくるとユーザーは任意のページに辿りつくことが難しくなってくる。 そんなときに必要になってくるのが、サイトマップだ。サイトマップがあることでユーザーは迷うことなく興味のあるコンテンツにアクセスできる。 …
(9) h1タグのタイトルには必ずキーワードを入れる
記事はキーワードがありきで、作るものなので、タイトルにはキーワードを入れてください。
キーワードは、googleキーワードプランナーやrelated keywordsで実際にアクセスがあったものです。
リサーチツールを使って適切なキーワードを選びましょう – Google 広告
キーワード プランナーを使って、Google 広告キャンペーンで使用する適切なキーワードを選びましょう。
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
Googleサジェスト、教えて!goo、Yahoo!知恵袋 これらの情報元より関連キーワードを一括取得し、表示するツールです。関連キーワードから、新たに作成するWEBコンテンツの発想を得たり、用途はそれなりです。 注意:本ツールは永遠のβ版です。
(10) 全ページへ『2クリック以内』でアクセスできるようにする
構造が深くなると、今どこのページにいるのか、ユーザーがわからなくなります。
トップページとカテゴリーと記事ページを行ったり来たりするイメージでサイトを構成しましょう。
(11) Googleに見て欲しくないページはrobots.txtで指定する
Googleが記事順位を決める際にクローラーというロボットがサイトを巡回しています。
robots.txtに不要なページは記載しておきましょう。
(wordpressでは自動生成されます。)
example.com/robots.txtにアクセスすれば確認できます。
User-agent: * Disallow: /wp-admin/ Allow: /wp-admin/admin-ajax.php Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
(12) リンクが切れていないか確認する
リンクが切れているページあるとアクセスが減ります。
必ず、チェックしましょう。
(13) 見出しタグのh2やh3を正しく順番通りに配置しよう
HTMLタグの使い方が間違っているとSEO的に良くないです。
見出しタグは順番があるので気をつけましょう。
ちなみに、大まかに以下のイメージです。
h2,h3 → 記事の大見出し、小見出し
h4 →サイドメニューの見出し(人気記事、最新記事)
p → 本文
(14) ナビメニューは画像でなくテキストで設定する
メニューの項目は写真(画像)でなくテキストで入れましょう。
画像だとグーグルが判別できません。
まとめ:一つずつクリアして内部対策を完璧にしよう。

一つ一つはそこまで難しくないので、ググればやり方がわかると思います。
良い記事を書くことも大事です。
しかし、それよりも一度慣れてしまえば、内部対策の方が簡単にアクセスを増やせるので一度トライしてみて下さい。